キッズと学童保育の違いは?

放課後キッズクラブは、すべての児童が利用できる区分1と留守家庭の児童が利用する区分2が一緒に活動しています。低学年の利用が多く高学年の利用が少ない傾向があります。学童保育は登録された留守家庭の児童が毎日の生活の場として利用しています。高学年まで利用する児童も多く異年齢の関わりがあります。毎日勤務する2名の指導員が児童の成長に寄り添います。

 

   どうして利用料が高いのですか?

横浜市の学童クラブは、人件費や運営費用の半分を利用者が負担する仕組みなっているため、必要な保育料が高くなってしまっています。横浜市に対して、運営費の補助を増やし保護者負担を減らす要求をしています。

 

   父母会は必ず出なければいけないのですか?

出られないときは止むを得ませんが、父母会は日々の児童たちの様子を指導員から聞いたり、日常の子育ての悩みを共有したりする場です。また、学童クラブは保護者が運営しているため、運営に関することも話されます。参加することで子育ての仲間ができる場でもあります。

 

   行事が多くて大変だと聞きましたが?

すべての行事に参加できなくても大丈夫です。学童クラブの行事は、児童が楽しみにしており、保護者は児童の成長を実感できる場でもあります。保護者もぜひ参加してください。

 

   キッズクラブはプログラムが充実しているようですが?

学童クラブでは、毎日決められたプログラムをするのではなく、放課後は児童が自分の過ごしたいように過ごすことが大事だと考えています。児童の様子を見ながら指導員が遊びに誘ったり、ゆっくり過ごさせたりできるのも学童保育ならではです。

 

   学校からうちの子が歩いて帰ってこられるか心配です。

1年生が入所してしばらくは、指導員が学校にお迎えに行きます。指導員と一緒に帰り道を安全に帰ってくることを覚えていきます。みんな成長していくので大丈夫ですよ。

 

   大きい子(6年)がいて、1年生にはこわくないですか?

新入所時ははじめてのことで不安があるかもしれませんが、学童クラブは高学年の児童が低学年の子のお世話をしています。自分が1年生の時に上級生にお世話になっていたので、自然にお世話をしています。したがる子もいます。すぐに慣れますよ。

 

   同じ学校だけでないと、もめたりしないですか?

実は、学童クラブで過ごす時間は、学校で過ごす時間より長いです。一緒に生活する仲間として毎日を過ごすので、「同じ学校でないから」というトラブルはほとんどありません。

 

   うちの子はアレルギーがあるのですが(おやつや食事は)

指導員は、アレルギーについて必ず研修しています。アレルギーの状況によっておやつ等で特別の対応が必要となるので、指導員にご相談ください。

 

   うちの子は発達障害があるのですが

指導員は、発達障害についての研修もしています。発達障害のある児童も安心して利用できるように必要な配慮ができる体制を確保するように努めています。指導員にご相談ください。

 

   学校休業日は何時から学童は利用できますか?

学校休業日や土曜日は多くのクラブが8時または8時半から開所しています。学童クラブにご確認ください。

 

   土曜日や学校休業日は、毎日お弁当を持たせるのですか?

それぞれの学童クラブで異なります。スタッフの手作り昼食を実施しているところもあります。指導員にお尋ねください。

 

   習い事と両立できますか?

習い事をしている児童もいます。児童がひとりで往復できれば、学童から習い事に行って学童に帰ってくることもできます。(保険の対象外です。)

 

   うちの子は人見知りなので学童に慣れるか心配です。

1年生の入所したての頃はなかなか打ち解けなくても、指導員が間に入って児童をつなげていきます。毎日一緒に生活する仲間なので、いつの間にか仲良くなるようになります。

 

   国立・私学ですが入れますか?

入所できます。入所時のお迎え等の対応は学童クラブにより異なりますので、指導員にご相談ください。

 

   早退や早お迎えはできますか?

できます。お迎えは問題ありませんが、ひとりで早退する場合は指導員の付きそいはできません。指導員にご相談ください。

 

   署名活動が大変と聞きましたが?

横浜市に対して、学童への必要な補助を求めて署名活動をしています。ノルマではないので、できる範囲で賛同していただける方から署名にご協力してもらいましょう。